ニュース 粒子線治療は保険適応ですか?. トピックに関する記事 – 重粒子線治療はいつから保険適用になりますか?

粒子線治療は保険適応ですか?
2022年4月1日(金)から重粒子線がん治療の保険適用が拡大されます。重粒子線治療は先進医療として認められているため、一般の保険診療と併用することができます。 重粒子線治療の費用は約300万円かかりますが(自己負担。 日本の保険証をお持ちで無い方の費用は約400万~500万円です。重粒子線、陽子線は保険適用が効かない自由診療です。

膵臓癌の重粒子線治療は保険適用ですか?膵がんに対する重粒子線治療は保険治療として実施しています。 対象は手術による根治的な治療法が困難な局所進行性膵がんです。 手術ができないあるいは手術を希望されないなど根治的治療が困難な患者さんを対象としており、遠隔転移や腹膜播種がある場合は治療対象になりません。

重粒子線治療の保険適用は2024年ですか?

2024年1月11日に開催された先進医療会議において、これまで先進医療として実施されてきた肺がんにおける粒子線治療の一部(I-IIA期対象)が、保険診療となることが検討されたとのこと。 今後審議が行われ、十分な科学的根拠が認められれば、保険診療となる見込みである。重粒子線治療では疾患の種類により照射回数が異なりますが、先進医療の費用は、照射回数に関わらず一連の治療で314万円となります。 (例えば、照射回数が1回でも20回でも、314万円です。) 重粒子線治療の照射技術料については、公的医療保険(及び高額療養費制度)による助成は利用できません。

粒子線治療装置の値段はいくらですか?

治療費は約280万円だが、装置導入コストは陽子線が40億円、重粒子線は75億円程度が必要だ。 陽子線治療装置は敷地面積が約27メートル×30メートル、重粒子線は約50メートル×60メートルの3階建て構造となっており、電気代や人件費などの年間維持費は装置価格の8〜10%に至る大掛かりな施設となっている。

先進医療による重粒子線治療の場合でも、公的医療保険適用分に関しては高額療養費の制度が適用されます。

重粒子線治療の完治率は?

5年局所制御率(重粒子線治療を行なった部位が治っている確率)は88% 、5年生存率は59%です*。 治療効果は病巣の状態によっても変わりますので個人差があります。重粒子線治療では疾患の種類により照射回数が異なりますが、先進医療の費用は、照射回数に関わらず一連の治療で314万円となります。 (例えば、照射回数が1回でも20回でも、314万円です。) 重粒子線治療の照射技術料については、公的医療保険(及び高額療養費制度)による助成は利用できません。治療は1日1回、週3~4回、合計1~16回程度。 期間にすると、最短1日、平均3週間で終了します。 1回の治療時間は、位置決めなども含めて15〜30分程度、照射時間そのものは1〜3 分程度です。

副作用が少なく通院治療が可能、治療期間も短い

重粒子線のデメリットは、治療対象となるがんに条件があり、一つの部位に留まっている固形がんで、過去に放射線治療を受けておらず、胃や大腸など不規則に動く臓器ではない箇所に限定される、ということです。

重粒子線治療は高額医療費ですか?先進医療による重粒子線治療の場合でも、公的医療保険適用分に関しては高額療養費の制度が適用されます。